乾燥肌だけどボディソープのヌルヌルする洗い心地が苦手な私。
石鹸ベースのボディソープで、何かいいものはないかな?と物色していたところ、ドクターブロナーのマジックソープが人気だったので試してみました。
マジックソープをオススメできる人は、
- 家中の石鹸や洗剤を1つにまとめたい
- 面倒でも環境に優しい生活がしたい
- いろいろなアロマの香りを楽しみたい
- 海外など硬水の地域に住んでいる
といった方。
この記事では、ドクターブロナー マジックソープ(ベビーマイルド)の特徴や、実際の使用感などをまとめています。
ドクターブロナー マジックソープ ベビーマイルドの口コミ
アメリカからやってきた、可愛いパッケージの液体石鹸。
しかも100%オーガニック!
ということで、ボディソープとして購入してみました。
マジックソープには、
- ローズ
- シトラスオレンジ
- アーモンド
- ペパーミント
- チェリーブロッサム
- ユーカリ
- ティートゥリー
- グリーンティ
- ベビーマイルド(無香料)
- ラベンダー
- サンダルウッド&ジャスミン
の11種類の香りがあります。
自分で使うならローズかラベンダーを選ぶところですが、夫が香料が苦手なため、家族で使うことを考えて今回は「ベビーマイルド」にしてみました。
香りによってラベルの色が違いますが、ベビーマイルドは淡いブルーが可愛いです。
サイズも (S)236ml / (M)472ml / (L)944mlと3種類あるのですが、今回はMサイズにしてみました。
Mサイズなのにどっしり、シャンプーより重い。
本場アメリカでは、ガロン(3.8L)ボトルで家庭に常備されているとか……
最初は口がちゃんとシーリングされていました。
フタはパチンッと開けるタイプで、出し口はこんな感じ。
掃除などに使うときは薄めて使用するそうですが、ボディソープとして使うときは、濡らした泡だてネットやスポンジに1〜2滴たらし、よく泡立てて洗います。
1回に1滴ですから、ボディソープとして使った場合はかなりコスパがいいですよね。
気にならなければ、顔も一緒に洗えますし。
黄色い液体で、ほのかにオリーブオイルのような香りがします。
ココナッツオイルとオリーブオイルを使った石鹸ですからね。
香り付きだったら、気づかなかったかもしれません。
泡立ちはよく、アミノ酸系のようなクリーミーさはありませんが、ふわふわのボリュームのある泡が立ちます。
石鹸なので当然泡切れもよく、スッキリ爽快!
やっぱり私、ボディソープより石鹸が好きだなぁ。
でも正直、洗い上がりはしっとりという感じではない…… あくまでさっぱり系。
普通にオリーブオイルの石鹸とか、アミノ酸系が少し混ざったものの方がしっとりするんじゃないかな?という感じ。
乾燥肌の私は、入浴後すぐの保湿が必須でした。
クレンジングとしてカリ石鹸は微妙だし、洗顔としては刺激が強めで若干つっぱる。
「オーガニック原料で作った石鹸だから安心して使える」という製品であって、「乾燥肌がしっとり潤う」というタイプの製品ではないですね。
ドクターブロナー マジックソープの特徴・成分
オーガニックオイルで作られたカスチール石鹸
カスチール石鹸とは、スペインのカスチール地方で中世の頃から作られてきた石鹸で、王族が愛用していたことで知られています。
マジックソープは、オーガニックオイルを使って、そんなカスチール石鹸を再現したもの。
アメリカの認証機関OTCOからオーガニック認定を受けています。
ヤシ油(ココナッツオイル)とオリーブオイルをベースに、保湿成分としてヘンプ油とホホバ油を配合しています。
液体石鹸のため、石鹸液中にグリセリンが残っており、しっとりすべすべに洗い上げます。
マジックソープ(リキッドタイプ)の成分
水、ヤシ油、水酸化K、パーム核油、オリーブ果実油、香料(植物由来)、アサ種子油、ホホバ種子油、クエン酸、ビタミンE
ヤシ油やパーム核油がベースの石鹸は、硬水でも泡立つ代わりに洗浄力と刺激が強めの石鹸になる、というのが一般的な考え方。
アメリカは硬水だったり軟水だったり色々だからかもしれない。
日本に住んでいるなら、もっと肌に優しくてしっとりな石鹸はいくらでもありそうな気がする。
18種類の用途に使える
マジックソープは顔や体を洗えるだけでなく、18種類の使い方ができるそうです。
家中の石鹸や洗剤を、すべてマジックソープ1本でまかなっている方もおり、ミニマリストにも人気です。
- ボディーソープ(原液1〜2滴)
- 洗顔料、メイク落とし(原液1〜3滴)
- シャンプー(原液 大さじ1)
- ハンドソープ
- メイク用品を洗う
- 泡風呂(原液 大さじ2)
- フットバス
- シェイビングフォーム(原液10滴)
- 歯磨き(原液1滴)
- 食器洗い(10倍希釈)
- 野菜洗い(小さじ1/4をボール1杯の水で希釈)
- 洗濯(原液1/2〜1/3)
- 掃除用洗剤(床、窓、コンロ、トイレ、お風呂場など)
- 犬のシャンプー
- 消臭スプレー(ベビーマイルドを除く)
- アロマセラピー(ベビーマイルドを除く)
- 植物の虫除け
- アリ退治(ティーツリーの香りのみ)
15〜18はマジックソープの効能というより、配合された香料(精油)の効能な気がしますが……
用途に合わせて希釈して使います。
「洗浄力が強いから」ではなく「その用途に使いやすいように」でしょうね。
液体石鹸を水で薄めたところで洗浄力はそんなに変わると思えませんし……
洗浄力を調節するための希釈だったら、洗顔やシャンプーには原液使うのに食器洗いが10倍希釈っておかしい(汗)
また、食器でも洗濯でも掃除でも、水回りに使うと石鹸は必ず石鹸カスが出ます。
グラスはくもるし、洗濯槽にカビが生えやすくなるし、掃除の後はクエン酸で中和しないとやがて石鹸カスで白くなる……
環境のためなら面倒でもいい!という人間ではないので、私は体を洗う以外には使う気になれないなぁ。
ドクターブロナー マジックソープのまとめ
人気だというから買ってはみたものの、乾燥肌用のボディソープとしては微妙に感じました。
マジックソープをオススメできる人は、
- 家中の石鹸や洗剤を1つにまとめたい
- 面倒でも環境に優しい生活がしたい
- いろいろなアロマの香りを楽しみたい
- 海外の硬水の地域に住んでいる
といった方。
いろんな用途に使いたいならともかく、乾燥肌の方がボディソープとして買うなら別のブランドをオススメします。